兵庫突堤は2018年以前は
人気の釣り場でしたが、
マナーの悪い釣り人や違法駐車が
問題となり、2019年に全面釣り禁止に
なってしまいましたね。
であれば!
代わりにおすすめできる釣り場は
どこなのでしょう?
また、過去に釣れていた魚種や
季節ごとのベストタイミングも解説します。
兵庫突堤は釣り禁止
兵庫突堤で釣りは禁止なんですが、
なぜ釣り禁止になっちゃったんでしょう?
それでは、ひとつずつ詳しく解説していきますね。
①釣り禁止になった背景とは
兵庫突堤は以前まで
釣り人に大人気のスポットでしたが、
2019年11月以降、全面的に釣りが禁止されました。
その背景には、いくつかの大きな要因があります。
第一に、安全面での懸念です。
突堤周辺では防潮堤の補強工事や
岸壁の老朽化対応などが行われており、
落下事故や怪我のリスクが
高まっていたことが指摘されていました。
第二に、マナーの悪化です。
一部の釣り人によるゴミの放置、
騒音、駐車トラブルなどが地域住民や
港湾関係者との間で問題になっていたようです。
こういった複合的な要因により、
神戸市や港湾関係の管理者が
釣り禁止を決定するに至ったとされています。
残念ながら、
「一部の人のマナー違反」
で全体が禁止されてしまうのは、
非常に残念ですよね……。
②現在も立ち入り可能なエリア
現在、兵庫突堤そのものは原則
「立ち入り禁止」
扱いとなっており、釣りを目的とした
訪問は避けたほうが良い状況です。
ただし、近隣の一部エリアでは
釣りが許可されている場所も存在します。
例えば、神戸空港島の
「親水護岸エリア」
は釣りが公式に認められており、
整備された足場もあるため、
ファミリーや初心者でも安心して
釣りを楽しむことができます。
また、ポートアイランド周辺などでは、
一部の岸壁が釣り可能エリアとして
開放されている場合もあります。
昔、兵庫突堤で釣りをしていた人は
今はどこで釣りをしているのでしょうね?
また詳しい情報ゲットしたら
追記していきますね
③公式サイトや現地の確認方法
釣り禁止かどうかを確認するためには、
信頼できる情報源をチェックすることが大切です。
一番確実なのは、神戸市の港湾事業課や
「釣り解放エリア」
に関する公式ページを確認することです。
また、Googleマップの口コミや、
現地写真の更新日などからも、
ある程度の現状は把握できます。
最近では、YouTubeや釣りブログ、
X(旧ツイッター)などでも釣り情報を
発信している方が多いので、映像付きの
情報を参考にするのもおすすめですよ。
なお、「釣りOK」と言われていても、
掲示が出ていればそれが優先されます。
現地ルールを最優先に守るようにしましょう。
④釣り解禁の見通しについて
兵庫突堤の釣り解禁に関しては、
現時点で明確な見通しは立っていないのが実情です。
防潮堤の工事や港湾エリアの再整備が
今後も進行する中で、安全が確保された上で
一部再開される可能性はゼロではありません。
実際、他のエリアでは
「時間限定」や「エリア指定」
での釣り解禁といった対応が
行われている事例もあります。
釣り人としては、ルールを守りつつ、
地域との信頼関係を築いていく姿勢が大事ですね。
一度禁止された場所が、また
「開かれた釣り場」
になることを期待して、今は周辺の
安全な釣りスポットで楽しむのがベストです!
兵庫突堤の過去の人気釣りスポット5選
兵庫突堤の過去の人気釣りスポット
5選について紹介します。
それでは、かつての名スポットたちを
ひとつずつ見ていきましょう。
①北面:アジやメバルが狙えるポイント
兵庫突堤の北側は、
特に「アジ」と「メバル」
がよく釣れることで知られていました。
このポイントは、サビキ釣りで
小アジや中アジが手堅く狙えるだけでなく、
夜になると常夜灯の明かりに
メバルが寄ってくるため、ルアーや
ワームでのナイトゲームが楽しい場所でもありました。
初心者でも釣果が出やすく、
子ども連れのファミリーや、
釣りを始めたばかりの人にも
人気がありましたね。
また、釣り座の足場も
比較的安定していたので、
道具の置き場にも困らないのが
嬉しいポイントでした。
北面に行くと、いつも誰かが
サビキ釣りをしていて、
「今日はどれくらい釣れました?」
なんて話しかけたくなるような雰囲気でしたよ〜。
②東面:潮通し抜群でシーバスやイカが好反応
東面は潮通しがとても良く、
魚の回遊が頻繁だったため、
シーバス(スズキ)やスルメイカ、
さらにはタチウオなど、引きの強い
ターゲットが期待できる場所でした。
特に、朝マズメや夕マズメには
シーバスのボイルが多発していて、
ミノーやバイブレーションで狙う
アングラーが多く集まっていました。
スルメイカも秋になると回遊してくるので、
エギングでの釣果報告もよく見られました。
中上級者向けのテクニカルな釣りが
楽しめるスポットだったので、
玄人感ある釣り人が黙々とロッドを
振っている光景も印象的でした。
「本気の一本を取りたい!」
という人には、まさにうってつけの場所だったんですよね。
③テトラ帯:メバル・チヌの実績が豊富
兵庫突堤の外海側には
テトラ帯が広がっていて、
ここはメバルやチヌの実績が
非常に高かったスポットでした。
ウキ釣りや落とし込みで、
テトラの隙間に潜む魚をじっくりと
狙うスタイルが定番でした。
テトラ帯なので足元には
十分注意が必要でしたが、
その分、魚影の濃さと大型の魚に
出会える可能性は高く、
チャレンジ精神旺盛な人たちが
集まる場所でもありました。
エサはオキアミやシラサエビを
使った釣りが主流で、チヌ狙いの人は
コマセをがっつり撒いて、じっくり
攻めていましたよ。
危険もあるけど、そのぶんロマンが
詰まってたポイントでしたね~!
④堤防先端:夜釣りでタチウオが狙える
堤防の先端部は、兵庫突堤の中でも
「夜釣りの聖地」
と言われるほど、タチウオの好ポイントでした。
秋の夜になると、ウキ釣りや
テンヤ釣りでタチウオを狙う釣り人が
ずら~っと並んでいました。
サイズも指4本以上の良型が
釣れることが多く、数釣りもできることから
非常に人気が高かったです。
暗くなると一気にアタリが出るので、
ライトの準備や手返しのスピードが
勝負の分かれ目になる感じでしたね。
「今日は何匹釣れた?」
なんて、隣同士で競い合うような、
活気ある雰囲気もこの場所の魅力でした!
⑤周辺の穴場スポット情報
兵庫突堤が混雑している時や
風の影響を受けにくい場所を求める人には、
周辺の穴場スポットも注目されていました。
例えば、少し離れた和田防波堤や、
ポートアイランドの南側などでは、
比較的人が少なく、静かに釣りが楽しめると好評でした。
ウキ釣りでのメバルや、
アジング・メバリングなどの
ライトゲームがしやすい環境が整っていて、
マイペースに楽しみたい人には
最適な場所だったんです。
突堤が使えない今も、
これらの穴場スポットを知っておくと、
釣りの選択肢が広がりますよ!
「人混みはちょっと苦手…」って方は
、ぜひこういう場所も視野に入れてみてくださいね。
兵庫突堤で過去に釣れた魚とベストシーズン
兵庫突堤で過去に釣れた魚と
ベストシーズンについて紹介します。
それぞれの季節ごとに、
どんな魚が釣れていたのかを詳しく見ていきましょう!
①春:メバル・チヌが好調
春の兵庫突堤では、メバルと
チヌが特に人気のターゲットでした。
メバルは水温が上がり始める
3月ごろから活発にエサを追い始め、
小型のワームやジグヘッドで
手軽に狙うことができました。
特に夜釣りでは常夜灯の下に
メバルが集まりやすく、ライトゲームの
ファンにはたまらない時期でしたね。
チヌ(クロダイ)に関しては、
乗っ込み(産卵前の荒食い)シーズンに入り、
エサ釣りでもルアーでも実績が出ていました。
オキアミやシラサエビを使った
ウキ釣りや落とし込みが効果的で、
ベテランアングラーが真剣な表情で
狙っていたのが印象的でした。
春は気温も過ごしやすく、
釣果も安定するので、釣り初心者にも
ぴったりの季節だったんですよ~!
②夏:サバ・アジの回遊が活発に
夏の兵庫突堤といえば、
やっぱりサバとアジの回遊ですね!
サビキ釣りで狙える中小型のサバや
アジが岸近くまで接岸し、
家族連れの釣り人で賑わっていました。
釣果が上がりやすい朝夕の
マズメ時には、短時間でクーラーボックス
いっぱいになることも
珍しくありませんでした。
特にアジはサイズが日によって
バラつきがあり、小アジから30cmクラスの
中アジまで幅広く釣れていました。
群れが入ってきたときの
爆釣タイムは本当に楽しくて、
「釣っても釣っても仕掛けが落ち着かない!」
なんてことも。
お子さんと一緒に釣り体験をするなら、
この夏のサビキ釣りが最高でしたね!
③秋:タチウオ・イカが狙い目
秋の兵庫突堤は、一年で最も
「大物」が狙えるシーズンとされていました。
その筆頭がタチウオとスルメイカ
(またはアオリイカ)です。
特にタチウオは、テンヤやウキ釣り、
ルアーでも狙える万能ターゲットで、
初心者からベテランまで幅広い層が
夢中になっていました。
夕まずめから夜にかけてアタリが集中し、
「指4本超え」
の良型も多く混ざっていましたよ。
スルメイカやアオリイカは、
エギングで狙うのが主流で、
日中はもちろん、夜間でも
常夜灯下を中心に好釣果が見られました。
この時期はまさに
「釣りフェス」
のような賑わいで、場所取りが
大変なくらい人気がありましたね!
④冬:カレイやメバルが安定して釣れる
寒さが厳しくなる冬も、
兵庫突堤ではしっかりと魚が釣れていました。
冬の主役は
「カレイ」と「メバル」でした。
カレイは投げ釣りでじっくりと
待つ釣りが基本。
砂地のエリアを中心にエサを這わせて誘うと、
20〜30cmの良型がヒットすることもありました。
また、冬は水が澄んでくるため、
メバルのナイトゲームにも最適。
ワームやジグヘッドでストラクチャー周りを
丁寧に攻めると、渋いアタリの中でも
確実に釣果が出るようになります。
寒さとの戦いにはなりますが、
そのぶん人も少なく、
じっくり釣りができる
「通な季節」でした。
防寒対策さえ万全なら、
冬の兵庫突堤も味わい深い釣りが楽しめたんですよ〜!
兵庫突堤 代わりにおすすめな釣り場
兵庫突堤が使えない今、
代わりにおすすめな釣り場を紹介します。
それでは、安心して楽しめる代わりの
釣り場を順番に紹介していきますね!
①空港島親水護岸:ファミリーにも安心
神戸空港島の親水護岸エリアは、
兵庫突堤の代替として今最も
注目されている釣りスポットのひとつです。
神戸市が公式に
「釣りOK」
として開放しているエリアなので、
安全面・ルール面でも安心して利用できます。
サビキ釣りでアジやイワシが狙えるほか、
秋にはタチウオの実績もあり、
季節ごとに様々な魚種を楽しめます。
足場が整備されていて柵もあるので、
小さなお子さんや釣り初心者でも
安心してチャレンジできますよ。
トイレや駐車場も比較的近くにあるので、
ファミリーフィッシングにぴったりの場所なんです!
②和田防波堤:シーバスの実績あり
和田防波堤は、ルアーフィッシング好きの
アングラーから根強い支持を受けているスポットです。
特にシーバスの実績が高く、
朝マズメにはボイルが頻発することもあるとか。
他にも、アジングやメバリングにも適しており、
夜釣りで常夜灯下を攻めるスタイルも人気です。
少し上級者向けではありますが、
そのぶん静かに釣りを
楽しみたい人には最適な場所です。
防波堤に渡るには事前確認や
渡船が必要な場合もあるので、
行く前に最新情報をチェックしてくださいね!
③ポートアイランド沖:多魚種が狙えるスポット
ポートアイランドの沖側エリアも、
釣りスポットとして近年注目を集めています。
岸壁が長く続き、サビキ・ルアー・
投げ釣りなど様々なスタイルで
楽しめる万能型釣り場です。
釣れる魚種も豊富で、
アジ、サバ、ハマチ、カレイ、アイナメ
などが季節によって狙えます。
ただし、車の乗り入れやトイレの
有無に関しては注意が必要なので、
下調べは必須です。
混雑を避けつつ、本格的な釣りを
楽しみたい方にはかなりおすすめのエリアですよ!
④南芦屋浜:アクセス良好で設備も整う
南芦屋浜は、兵庫県内でも特に
整備が行き届いた人気釣りスポットです。
特に「南芦屋浜ベランダ」
と呼ばれるエリアは、駐車場・トイレ・売店が
近くに揃っていて、まさに快適な
釣り環境が整っています。
足場も広くて安全なので、
ファミリーやビギナーにも人気です。
釣果としては、アジやサバ、タチウオ、
メバル、チヌなどがシーズンごとに釣れ、
幅広い釣り方に対応可能です。
電車と徒歩でもアクセスしやすいので、
車を持っていない方にも強く
おすすめしたい場所です。
まとめ
兵庫突堤のように昔は人気の
釣り場だったけど今は禁止
っていう場所、増えていますよね。
一部のマナーが悪い釣り人のせいで
大多数のマナーの良い釣り人にまで
悪い影響が出るっていうのは
どうにかしてほしいものです。。