最近、アメリカで爆発的に
人気を集めているスポーツ
「ピックルボール」
これから流行ると思いませんか?
テニスや卓球に似た
ラケットスポーツでありながら、
誰でもすぐに始められて、
年齢や体力を問わず楽しめる
と話題になっています。
日本でも少しずつ注目され始め、
地域の体育館や公園で
プレイする人が増加中。
この記事では、ピックルボールの魅力やルール、
必要な道具、始め方までを
やさしく解説します。
ピックルボールをこれから始める、
興味がある段階の初心者でも
ちょっとした予習、しておきましょ♪
ピックルボールの基礎知識と歴史
ピックルボールってどんなスポーツ?
ピックルボールは、
テニス・バドミントン・卓球を
ミックスさせたような新しいスポーツです。
見た目はミニテニスのようですが、
使うラケットは「パドル」
と呼ばれる板状の道具で、
ボールはプラスチック製の
穴あきボールを使います。
ネットを挟んで2人または
4人でプレイし、
基本的にはダブルスが主流です。
プレイするコートはバドミントンの
シングルスコートとほぼ同じサイズなので、
広すぎず運動が苦手な人でも
楽しみやすいのが特徴です。
動きは少なめなのに、
しっかり運動になり、
しかも笑いながらできるので、
アメリカを中心に大人気。
特に中高年層に愛されています。
初心者でも1回やってみればルールがわかり、
すぐにラリーが続くので、
「運動が苦手だけど何か始めたい」
「友達と楽しく健康的に過ごしたい」
という人にぴったりのスポーツです。
いつ・どこで生まれたの?
ピックルボールが生まれたのは1965年、
アメリカ・ワシントン州です。
ある一家が夏のバカンス中に、家族みんなで
楽しめる新しいスポーツを
考案したのがきっかけでした。
当時はテニスのラケットと
卓球のボールを使って試していたそうですが、
だんだん改良されていき、
今のような専用ラケットとボール、
ルールが整備されていきました。
名前の由来にも関係するのですが、
家族の飼っていた犬の
「ピクルス(Pickles)」
がボールを追いかけて遊んでいたことが、
名前の由来とも言われています
(※諸説あり)。
このような家庭的なエピソードから
始まったスポーツが、いまや
世界中で楽しまれるほどに成長しています。
世界と日本での広がり
アメリカでは現在、900万人以上が
ピックルボールを楽しんでいると言われ
、ゴルフやテニスを超える勢いで普及しています。
特に中高年層を中心に、健康志向の
高まりとともにブームになっています。
カナダやヨーロッパ、アジアにも
広がっており、日本でも近年
注目を集め始めています。
日本ピックルボール協会が
普及活動を行っており、
各地で体験会や大会も開催されています。
まだ知名度はそれほど高くありませんが、
スポーツ教室やシニア向けの健康プログラム、
学校教育などへの導入も進められています。
他のスポーツとの違い
ピックルボールは、
テニスや卓球といった他の
ラケットスポーツと似ている点も多いですが、
以下のような違いがあります。
ピックルボールはコートの広さは
バドミントンサイズ。
パドル(板状)と呼ばれる
小さなラケットなので、
テニスよりも軽くてやりやすいです。
とはいえ、卓球よりも身体を
動かすスポーツなので、日ごろの
運動不足解消にも良いですし、
テニスはちょっと今やったら
ケガしそうw
っていう心配症のあなたにも安心です(笑)
プレー感覚もゆっくり&ラリー重視なのも
楽しめるスポーツって感じで良きですね。
テニスはスピード&パワーって感じだし、
卓球は卓球で反応速度&テクニック
が問われるし。
↑卓球は温泉旅館でできればいいかなww
特に特徴的なのは、スピードよりも
コントロールと戦略が重視される点。
パワー勝負ではなく、相手の位置を見て
柔らかく打つテクニックが重要なので、
年齢や体力に関係なく楽しめます。
ピックルボールの名称の由来は?
「ピックルボール」というちょっと
不思議な名前の由来には、
実は2つの説があります。
1つ目は、発明者の家族が飼っていた犬
「ピクルス」が、プレイ中のボールを
追いかけて遊んでいたことから、
「Pickle’s Ball」
と呼ばれるようになった説。
2つ目は、ボート競技の
「ピックルボート(Pickle boat)」
に由来するという説。
いろんな競技の要素をミックスして
できたスポーツなので、それに
例えて名付けたというのです。
公式では後者の説が採用されていますが、
犬の名前の方が可愛らしくて
親しみやすいため、こちらの説も
よく語られています。
個人的には、ワンちゃん好きなので
前者であってほしいw
ピックルボールの基本ルールと必要な道具
プレイ人数とコートの広さ
ピックルボールは基本的に
ダブルス(2対2)でプレイされる
ことが多いですが、シングルス(1対1)
でも問題なく楽しめます。
初心者同士で始める場合は、
ダブルスの方が動きが少なくて
プレイしやすいでしょう。
コートの広さは、バドミントンの
シングルスコート(6.1m×13.4m)
と同じくらいで、テニスコートよりも
かなりコンパクト。
そのため、体育館の半分ほどの
スペースがあれば十分にプレイできます。
ネットの高さは中央で86cmと、
テニスより少し低め。
高齢者や子どもでもボールを
楽に打ち返せるよう設計されています。
サーブと得点の仕組み
ピックルボールのサーブは、
ラケットを下から振って
腰より下でボールを打つ
「アンダーハンドサーブ」
が基本です。
サーブは斜め前の相手側へ1回だけ打ち、
ネットに引っかかったり
コート外に出るとミスになります。
得点はサーブ側のみが取れるルールで、
相手のミスがあった時に
1点が入ります。
11点先取で勝利、ただし2点差が必要です
(例:11-10では終わらず、
13-11まで続く可能性あり)。
この得点ルールが独特ですが、
慣れればすぐに覚えられます。
ミスをしてもすぐに切り替えられるので、
初心者でもストレスなく楽しめるのが魅力です。
ラリーの流れとNGプレイ
ピックルボールのラリーの基本的な流れは以下の通りです。
サーバーがアンダーハンドでサーブ
相手はワンバウンド後に返球
サーバー側もワンバウンド後に返球
その後はノーバウンドでもOK
この最初の
「2バウンドルール(サーブ後は必ず1バウンドしてから返す)」
が特徴的で、これによってラリーが
続きやすくなっています。
また、ネット近くの
「ノンボレーゾーン(キッチン)」では、
ボールがバウンドしない限り
打ってはいけません。
このエリアではスマッシュなどの
強打が禁止されているため、
より安全で優しいスポーツになっています。
必要な道具:ラケット・ボール・シューズ
ピックルボールに必要な道具はとてもシンプルです。
パドル(ラケット):
軽量で板状のもの。
1本5,000円〜15,000円ほど
ピックルボール(穴あきのプラスチックボール):
屋内用と屋外用で硬さが違う
屋内用シューズ(滑りにくく、動きやすい靴)
これらを揃えれば、
すぐにでもプレイが始められます。
専用のユニフォームなどは不要なので、
運動しやすい服装でOKです。
初心者が揃えるべきスターターセット
ピックルボールの初心者向けには
「スターターセット」
として以下のような内容が含まれた
商品も販売されています。
パドル2本
軽量で扱いやすいタイプ
ボール4個
屋内用と屋外用が両方入っている場合もあり
専用バッグ
パドルやボールを収納可能
コートラインテープ
簡易的にラインを引ける便利グッズ
価格はおおよそ8,000〜12,000円前後で、
Amazonやスポーツ用品店、
その他ピックルボールの
通販サイトなどで購入できます。
ピックルボールの魅力とメリット
年齢を問わず楽しめる
ピックルボールの最大の魅力は
「年齢に関係なく誰でも楽しめる」
ことです。アメリカでは80代や
90代の高齢者が元気にプレイしている様子が
よく報道されており、日本でも
シニア層を中心に人気が広がっています。
その理由は、コートが小さく
移動距離が少ないことや、
ラケットが軽くて扱いやすいこと。
また、スピードよりもテクニックや
タイミングが重要なため、若い人に
体力で勝てなくても戦略次第で勝負できます。
もちろん、子どもや若者も楽しめます。
家族3世代で同じコートに立てる
数少ないスポーツとして、
家族団らんの時間を共有するのにもぴったり。
実際に、親子や祖父母と孫で
一緒にプレイしていることもできますから、
今後、そういったシーンが
増えていきそうですね♪
誰でもすぐに始められて、
年齢差も気にしなくていいという点は、
他のスポーツにはない大きな魅力です。
初心者でもすぐにプレイできる
ピックルボールは、ルールがシンプルで
動きもそれほど激しくないため、
スポーツ未経験者や運動が苦手な人でも
すぐに楽しめるのが大きなポイントです。
実際、初めてラケットを握る人でも
10分もすればラリーが続くようになります。
「ちゃんと打ち返せる」
「得点できた」
という成功体験が得やすく、
それが楽しく感じられて
ハマる人が続出しています。
また、プレイヤー同士の距離が近いため、
会話しながらリラックスした雰囲気で
プレイできるのも初心者には嬉しい点。
緊張せずに気軽にチャレンジできるので、
地域の交流イベントや
企業の福利厚生プログラムにも
取り入れられ始めています。
難しすぎず、でもやりがいがある
そんなバランスが、
ピックルボールの魅力です。
運動不足解消にぴったり
ピックルボールは有酸素運動
としての効果が高く、運動不足の
解消にぴったりです。
短時間でも汗をかけるスポーツでありながら、
激しすぎないので息切れしにくく、
継続しやすいのが特徴です。
特に中高年層にとっては、
ウォーキングやジョギングよりも楽しく、
しかも関節への負担が少ない運動
として注目されています。
ボールを打つ動作で肩まわりをほぐしたり、
左右への移動で下半身を鍛えたりと、
全身をバランスよく動かせます。
また、プレイ後は気分もスッキリし、
ストレス発散にも効果的。
楽しく続けられる運動として、
健康目的で始める人も増えているのです。
コミュニケーションスポーツとしての楽しさ
ピックルボールは「対戦する」
よりも「一緒に楽しむ」
という要素が強いスポーツです。
ゲームの合間に自然と会話が生まれ、
初対面同士でもすぐに打ち解けられるのが特徴です。
試合形式でなくても、打ち合いを
楽しむだけのラリーでも盛り上がりますし、
チームを入れ替えながら色んな人と
プレイできるため、社交性が高くなります。
実際に、地域のサークル活動や
シニアクラブの中でもピックルボールは人気で、
「運動を通じて人とつながれるスポーツ」
として定着し始めています。
友達ができる、会話が生まれるという点で、
他のスポーツにはないメリット
と言えるでしょう。
ケガのリスクが少ないスポーツ
ピックルボールは、激しい接触や
転倒のリスクが少ないため、
ケガの心配がほとんどない
安心・安全なスポーツです。
以下のような理由でケガの
リスクが低く抑えられています:
コートが狭いので、走りすぎない
ネットプレーが制限されており、強打が少ない
パドルが軽量なので手首や肘に負担がかからない
他プレイヤーとの接触プレイがない
また、ボールもプラスチック製で軽く、
万が一体に当たっても痛みは最小限。
特に高齢者やリハビリ中の方でも
安心してプレイできます。
「運動したいけどケガが怖い」
という人にとって、ピックルボールは
最適な選択肢になるでしょう。
日本でピックルボールを始めるには?
どこでプレイできる?(公園・体育館・専用施設)
現在、日本でピックルボールを
プレイできる場所は少しずつ
増えてきています。
主な場所は以下の通りです。
地域の体育館や公民館
(バドミントン用コートが使える)
スポーツセンターや多目的ホール
ピックルボール協会が提携している施設
屋外の公園や校庭
(ラインを引いて簡易的に)
一部の専用施設も登場していますが、
まだ都市部に限られており
、多くの人は体育館などを利用しています。
ネットやパドルを持ち込めば、
バドミントンコートでもプレイ可能です。
近年では、公共施設に申請すれば
ラインテープの使用が認められる
ケースも増えており、地域によっては
常設コートが整備されつつあります。
あとは、テニスコートを使って
ピックルボールの会場にしている
ところもありますし、
今後も増えていきそうな予感!
勘ですが(笑)
↑でも割と本気で確証あり!
初心者向け体験会や教室情報
ピックルボールに興味があるけれど、
いきなり始めるのは不安
…という方には、
体験会や初心者教室がおすすめです。
日本ピックルボール協会(JPBA)や
各地のスポーツ団体が、
以下のようなイベントを定期的に開催しています。
1回500〜1000円程度の初心者体験会
週1回の定期教室(全4〜6回など)
親子で参加できるファミリー教室
中高年向けのやさしい健康教室
ホームページやSNSで情報が
更新されているので、最寄りの
開催地を調べてみるとよいでしょう。
ピックルボール協会の活動
日本ピックルボール協会(JPBA)は、
競技の普及・ルールの整備・大会の開催・
インストラクターの育成など、
さまざまな活動を行っています。
また、ピックルボールの公式ルールや、
登録できるチーム一覧、全国の
練習会場情報なども協会の
ホームページで確認可能です
。登録すれば、定期的にメールで
イベント情報も届きます。
JPBAはボランティアも積極的に受け入れており、
「地域でピックルボールを広めたい」
という人向けにサポートも行っています。
近所のピックルボール仲間を見つける方法
身近にピックルボール仲間を見つけるには、
以下のような方法がおすすめです。
JPBAの「練習場所・メンバー募集」掲示板をチェック
地域のFacebookグループやLINEオープンチャット
スポーツイベント・交流会に参加
地元の体育館スタッフに問い合わせ
体験会で知り合った人とSNS交換
特にSNSを活用することで、
同じ地域や同じレベルの人と
つながりやすくなります。
一緒に練習したり、情報交換したり
できる仲間ができると、
ピックルボールの楽しさが倍増します。
ピックルボールのプレイ料金・道具費用の目安
ピックルボールは、道具のコストも
プレイ料金も比較的安価です。
体育館の使用料
1人あたり200〜500円/回
パドル
初心者用で5,000〜10,000円程度
ボール
1個300〜500円
スターターセット
約8,000〜12,000円
月に数回プレイする程度なら、
初期費用を除けば数百円〜千円程度で
継続できます。コスパの良さも、
ピックルボールが人気の理由のひとつです。
ピックルボールの将来性と今後の展望
アメリカでの急成長ぶり
ピックルボールは、アメリカで
「最も急成長しているスポーツ」
として大きな話題になっています。
2020年以降、特にパンデミックを機に
健康志向が高まる中で、屋外でも
屋内でもプレイできる手軽さが評価され、
爆発的に普及しました。
アメリカでは現在、プレイヤー人口が
900万人を超え、コートの数も
年々増加しています。
プロリーグも設立され、賞金付きの大会が
行われるなど、競技性もどんどん高まっています。
セレブやスポーツ選手の間でも人気があり、
テレビやSNSでも頻繁に紹介されています。
この盛り上がりはスポーツ業界にも
影響を与えており、フィットネスクラブや
リゾート施設、学校などでも
導入が進んでいます。
日本国内の注目度アップ
日本ではまだ発展途上のピックルボールですが、
少しずつ注目を集めるようになってきています。
NHKや民放のテレビ番組、新聞、
スポーツ雑誌などでも取り上げられることが増え、
一般の人々への認知度も徐々に広まっています。
特に、自治体やシニア向けの
健康教室での採用が増えており、
地域のスポーツとして定着し始めています。
また、コロナ禍を経て
「密にならずにできるスポーツ」
として、再評価されている点も広がりの一因です。
今後は、学校教育や大学のスポーツサークルなど
若い世代への普及も期待されています。
メディアや有名人の影響
ピックルボールが注目される
大きな理由のひとつに、
メディアの影響があります。
アメリカでは、俳優のレオナルド・ディカプリオや
司会者のエレン・デジェネレスなどのセレブが
「ピックルボール好き」
として知られており、SNSでも
たびたびプレイ動画が拡散されています。
日本でも、スポーツバラエティ番組や
YouTuberが取り上げたことで、
「楽しそう」「やってみたい」
という声が増えてきました。
視覚的にわかりやすく、誰でもラリーが
できる様子を見せることで、
一般の人の興味を引くことができています。
今後さらに芸能人やインフルエンサーが
紹介することで、一気にブームになる
可能性を秘めています。
ピックルボールの大会やイベントの増加
現在、日本各地で小規模ながらも
ピックルボールの大会やイベントが
開催されています。
日本ピックルボール協会の主催大会のほか、
地域のスポーツ団体、シニアクラブ、
企業の社内イベントなどで
利用されるケースが増加中です。
イベントでは、初心者向けのクリニックや
デモンストレーションも実施されることが多く、
「見る→体験する→始める」
という流れができてきています。
また、国際大会への日本代表派遣なども
計画されており、競技としての
ステップアップも進んでいます。
今後はスポンサーの参入やメディア中継など、
スポーツビジネスとしても
大きな可能性を秘めています。
学校教育や高齢者施設での導入事例
最近では、小学校や中学校の体育授業、
さらには高齢者施設でのレクリエーション
としてピックルボールが取り入れられ始めています。
体育授業では
「安全で平等に楽しめるスポーツ」
として好評
高齢者施設では、認知機能の維持や
身体機能の向上を目的として導入
介護予防プログラムの一環としても活用されている
こうした教育・福祉の分野での広がりは、
スポーツとしての社会的価値を高めるものです。
将来的には、全国の学校で当たり前に
学ぶスポーツの1つとなるかもしれません。
そして!
海外に羽ばたいてプロピックルボール選手
として活躍する人も出てくるかもしれませんね♪
うちの息子も野球は好きですが
サッカーはまるで興味ないので、
ピックルボールは絶対やらせたい!
とまでは言いませんが、
なるべくやらせたい
という温度感ですw
まとめ
ピックルボールは、テニス・バドミントン・
卓球をミックスしたような新感覚のスポーツで、
アメリカを中心に爆発的に人気を
集めています。
特に中高年層や初心者でも気軽に
楽しめる点が大きな魅力で、
健康維持や交流の手段
としても非常に効果的です。
ピックルボールの大会、イベント?
で名刺交換する場面もあったり
するんだとか。
↑ゴルフやんw
日本ではまだ発展途上ですが、
少しずつコートや体験会が増え、
注目が高まっています。
今後は、教育や福祉、企業の健康プログラムなど、
さまざまな分野での導入が
進むことが期待されています。
「運動したいけど何を始めたらいいかわからない」
「人とつながれる趣味が欲しい」
そんな方には、ピックルボールがぴったり。
この機会にぜひ体験して、
その魅力を実感してみてください!